政治の投票が行われるたび問題となってくるのが「若者の投票率の低さ」ではないでしょうか?
なぜ若者の投票率は低いと言われるのでしょうか?そして実際にに低いのでしょうか?そこで、
- 若者の投票率が低い理由は何?
- 若者の投票率が低いとどうなる?問題や影響となる点はある?
- 若者の投票率を上げるための解決策は?取り組みや方法などは何がある?
以上について調べてみました☆
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もくじ
若者の投票率が低い理由は何?
選挙は行われるたびに取りざたされる若者の投票率の低さ問題。その理由とはいったいどんな点があるのでしょうか?
- 若者の国政・選挙への興味関心自体が低いから
- 投票へ行くのが面倒だから
- 社会経験が不足してるため、自身への国政への影響が感じられないから
- 政治家や官僚の世襲が多すぎて、国益を考えず利権を第一に考えた政策となっていることに気付いているから
- 政治家が若者たちへの得票を考えていない、また若者たちの社会への参画を考慮した政策を考えていない
などといった理由が考えられるのではないでしょうか。
また、若者とひとくちに言っても10代、20代、30代とありますが具体的にはどの年代の投票率が低いのでしょうか?
ちなみに、近年の若者の投票率を総務省の統計を見てみました。
出典:総務省
国政選挙の年代別投票率は、平成29年10月に行われた第48回衆議院議員総選挙では、10歳代が40.49%、20歳代が33.85%、30歳代が44.75%となっていて、10歳代よりも20歳代の投票率が低いのが分かりますね。
若者の投票率が低いとどうなる?影響や問題点は何?
若者の投票率、特に20代に投票率が低いことが分かりましたが、投票率が低いとどういった影響や問題点があげられるのでしょうか?
若者が投票に行かないと、投票に行く有権者向けの政策が重要視されていく傾向にあります。
たとえば、現役世代の若者ならではの国政への要望だと、
- 学校の授業料を無償化してほしい
- 子供たちの医療費を安くしてほしい
などがあげられると思います。
しかし、政治家は投票を通じて重要な政策を決めていくので、どうしても投票に行く世代中心の政策が重要視してくので、ますます世代間格差が広がってしまうのですね。
つまり、選挙に行かないことで影響を被ってしまう・損をしてしまうのは、選挙に行かない人たち自身ということになりますね。
若者の投票率を上げるための解決策は?取り組みや方法
若者の投票率を上げるための解決策として、様々な取り組みがなされてきました。
例えば、これまでには
- 投票締め切り時間の延長
- 期日前投票
- 選挙権年齢の引き下げ
などが実施されてきましたよね。
ほかにも、投票率が低い若年層へのアピールを狙った、人気アイドルや人気漫画のキャラクターを起用した啓発・呼びかけキャンペーンなども行われていますね。
また、国全体だけでなく、地方自治体など各自治体でも工夫を凝らした取り組みが実施されています。
たとえば、
- 青森県→ショッピングセンターに投票所を設ける
- 福井県→商業施設や大学の前に投票所を設ける
- 埼玉県→小中学生が保護者と投票所にいくとお菓子がもらえる
といったキャンペーンのような形で、投票自体を身近なイベントに感じることができるような取り組みが実際に行われているのですね。
まとめ:若者の投票率が低い理由は何?投票率を上げる解決策や取り組み方法は?
以上、若者の投票率が低い理由や、投票率を上げるための解決策・取り組み方法などについて具体例を添えてご紹介してきました。
政治の政策は、自分の将来に直接かかわってくることでもあるので、自分ごととして考えて少しでも若者の投票率が改善されるとよいですね。
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