2021年7月10日㈯に放送の「マツコ会議」で、若干20代にして会社を売却したという2人の起業家特集があり、そこで2人の青年が登場しました。
まだ、社会人となって間もないはずの彼らですが、すでに会社を売却した経験まで持っているなんて、いったいどういった思考でビジネスを運営してきたのでしょうか?
そこで、その20代起業家とはいったい誰なのか?どんな経歴をお持ちでどんな会社を経営しているのか?について調べてみました!
もくじ
マツコ会議に出た起業家:その①
来週のマツコ会議出るみたいです😂 https://t.co/g4ZmBvQtqa
— ゆとりくん🍵 (@katap_yutori) July 3, 2021
「マツコ会議」に出演した20代起業家の一人目は、片石貴展さんという方で、現在は株式会社yutori 代表取締役社長という肩書をお持ちで、古着など複数のファッションブランドを手掛けています。
《片石貴展さんのプロフィール》
- 1993年神奈川県出身、現在27歳。
- 明治大学商学部卒業。
- 2017年、Instagramで『古着女子』という名のアカウント立ち上げを皮切りに、2018年には”インスタ企業”としてyutoriを創業。
- 複数のD2Cブランドを手掛け、2020年にはZOZOグループへの傘下に入る。
昨年2020年には、フォーブスの名物企画 『30 UNDER 30 JAPAN』に片石貴展さんが受賞者として選ばれるなど、いま衰退していると言われているファッション業界を牽引する注目の若手です。
片石貴展さんの手掛けている複数の”D2Cブランド”とは、「自社で作った商品を自社サイトで直接ネット販売する会社」のことで、SNSなどを通して消費者と価値を共有していくといった事業形態が特徴なのですが、片石貴展さんの若いながら早くもそういったビジネスモデルに目をつけて戦略をたてるといった着眼点がスゴイですよね。
現在Twitterでは2万人弱のフォロワーを抱える片石貴展さん。
SNS上のみで、古着という共通の価値・趣向を通じて消費者とのコミュニティを育ててきたという片石貴展さんですが、片石貴展さん自身の高いコミュニケーションスキルがあってこそ、できた偉業ともいえますよね。
最近は、多くのアパレルの売上が伸び悩んできて、実店舗が閉店に追い込まれたり、ブランドが撤退するなど、ファッション業界は決して盛り上がっている分野とも言えないのが現状ですが、片石貴展さんのような、ネット上でのコンテンツ・コミュニティー作りに長けた若者がいるというのは、希望が持てますよね。
片石貴展さんの今後の野望としては、上場を目指しているとのことですが、ZOZOグループへの傘下に入ったということもあり、勢いに乗ってこのままビジネス拡大につなげていってほしいですね。
マツコ会議に出た起業家:その②
【New】
アニメ関連の事業を展開する株式会社NOKID。代表取締役・浜村涼輔さん、取締役CMO・漢那徳馬さんに、業界のトレンドや漫画動画・アニメ制作、YouTubeチャンネルの運用代行などの事業内容、クリエイター支援活動について詳しく聞きました。https://t.co/seTRIuLzna— 株式会社LIG 公式アカウント (@LIG_J) July 9, 2021
「マツコ会議」に出演した20代起業家の二人目は、浜村涼介輔さんという方で、現在はYouTubeチャンネルの運用を手掛け、50社以上の企業を契約している連続起業家です。
《浜村涼輔さんのプロフィール》
- 1994年生まれの27歳。
- 23歳のときにプログラミングスクールを企業し8店舗まで拡大したあと、26歳時に売却。
- 2020年、アニメ関連の事業の株式会社NOKIDを設立する。
浜村涼輔さんは、近年企業がPRの手段としてYouTubeなどの動画媒体を通して、アニメを活用するケースが増えていることに着目し、広告企画制作・アニメーション・映像制作事業を展開している株式会社NOKIDの代表取締役を務めています。
浜村涼輔さんが株式会社NOKIDで手掛けているアニメ・漫画動画のチャンネルの種類としては2つありますが、1つは、企業さんがYouTubeの広告収益やサービス・商品販売につなげる形で収益化する柱、そしてもう1つは、小説や漫画などの作品を持っている500名以上の漫画クリエイターさんの作品を世に広めて収益化する柱、のふたつがあるそうです。
浜村涼輔さんは、漫画動画・YouTube動画が若者の間でカルチャーとして広まってきている背景に着目し、さらに、制作人数や期間を抑えて低コストで作ることで会社を伸ばしてきました。
20以上の漫画動画のチャンネルを運用代行していて、なかには総再生回数が1,600万回以上のチャンネルもあるということですから、通常の漫画と比べてカット数が少ない作品といえども、視聴者からの人気が高いことが伺えますね。
株式会社NOKIDの経営理念として、「クリエイターが居心地のいい世の中へ」というスローガンを掲げているとのことですが、クライアントであるクリエイターさんたちのこころをしっかりとらえている会社であると言えますよね。
マツコ会議に出た起業家とは誰?何の会社を経営しているかについても調査!【まとめ】
以上、2021年7月10日㈯に放送の「マツコ会議」で放送された、20代起業家についてのご本人の経歴や経営している事業内容について調査してみました。
20代といえば実年齢こそ若いですが、まだ他の人がやって来なかった分野に目を付け、新しいビジネスモデルを開拓していくという思考は、いくつになっても見習うポイントがあるな、と感じました^^