おうちでDIYをやっていたり、子どものおもちゃの電池交換などで、思わずネジって右左どっちに回すんだっけ?と迷ったり、ネジが固くて緩(ゆる)まないとき…ありますよね。
今回の記事では、ネジの緩める方向と、ネジ山をつぶさずに固いネジを緩(ゆる)める方法・コツについて解決法をまとめてみました^^
もくじ
ネジの緩める方向は右左どっち?
ネジの緩(ゆる)める方向はどっち?
実はネジの向きは2種類、右ネジと左ネジがあるのですが、日常生活や家庭で使われる大半のネジは右ネジです。
つまり、ネジの緩める方向は左回り、ズバリ『の』の字の方向の逆、と覚えておけば大丈夫です。
なので、ネジの緩める方向が分からなくなっちゃう方は、ネジを緩める方向 = 『の』の字の方向の逆、と覚えておきましょう☆
他の思い出し方としては、
- ペットボトルのフタや瓶のフタ
- 反時計回り
- 水筒のフタ
- 水道の蛇口
上記にあげたものは全部、左回しで開封できるものですね。
逆向きのネジもある?見分け方は?
では、もう一つの左ネジ(もしくは逆ネジ)は、どんなシーンで出くわすかというと、接続を間違えないように・誤接続を避けるために使う場面で使われることがあります。
たとえば、
- 水素ボンベの接続部のネジ
- ガスバーナーの酸素&ガスの供給バルブの接続ネジ
- 芝刈り機
- 自動車の部品
などがありますよ。
そして、右ネジと左ネジの見分け方のコツは、ネジを縦にしたとき(ネジの頭は上向きでも下向きでもどちらでもOK)、ネジの巻き巻きの方向が「右肩上がり」に見えたら右ネジ、「左肩上がり」に見えたなら左ネジです。
固い回らないネジを緩める方法・コツは?
固く締まっているネジの緩め方の方法・コツは以下の通りです。
- 潤滑剤・オイルをつける
- 電動ドライバー(インパクトドライバー)を使う。
- アイロンで30秒間あたためて→冷やす(ネジとネジ穴の間にすき間ができて緩まる)
- 貫通ドライバーでたたく。
- 軸の根本にボルスター(六角部)があるドライバーとスパナを使って回す。
ホームセンターやドラッグストでも取り扱いのある潤滑剤といえば、「CRC5-56」をよく見かけますので手に入りやすいのですが、潤滑剤を使う対象物がプラスチックやゴム素材の場合は、「CRC5-56」はプラスチックやゴム素材を弱くすることもあるので、長期間のキープ力で比較すると、シリコン系オイルか「CRC-666」がよりおすすめですよ。錆びるのを防ぐ効果や湿気を防ぐ効果がより高いからです。
ネジの緩める方向は右左どっち?緩める方法、コツを調査!【まとめ】
- ネジの緩める方向は、左回り!『の』の字の方向の逆、です。
- 固いネジを緩める方法・コツは、潤滑剤・オイルを使う、電動ドライバー(インパクトドライバー)を使う、といった方法があります。
ネジを緩(ゆる)めようとして、思わず間違った方向に回して逆に締めちゃった・・・という経験ありますよね。
今日からぜひ、コツを覚えておいてに日常生活にお役立てくださいね^^